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ライター/一彩
温泉とランニングが趣味で、最寄りの駅から温泉までランニングするコースを全国で300以上開発しています。兵庫県在住ですが取材のため信州と北海道にも拠点があります。
神奈川県には全国的に有名な箱根温泉、湯河原温泉のほかに厚木、伊勢原、秦野近辺に七沢温泉、飯山温泉、鶴巻温泉があります。あまり全国的には名前が知られていませんが、洗練された歴史ある温泉旅館が多く、横浜の温泉はどこ?と問われれば、これらの温泉名を出せばいいでしょう。
最も多くの温泉旅館があり幕末から明治創業の老舗旅館もある七沢温泉だけでなく高級感ある周辺の飯山温泉、鶴巻温泉も紹介します。
七沢温泉は横浜の奥座敷にふさわしい落ち着いた大人の温泉旅館が多いですが、その中に幕末から明治に創業された老舗温泉旅館も多くあります。これらの温泉旅館は建物も歴史があり、文人墨客が滞在した記録も。このような由緒ある温泉旅館を紹介します。
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七沢温泉の「福元館」は幕末の1856年創業の歴史ある温泉旅館です。お部屋も昔ながらのおちついた和室で、作家の小林多喜二さんが1931年に滞在し、小説オルグを執筆したときの部屋をリニューアルして展示しているのは見る価値があります。
温泉は七沢温泉特有の強アルカリ性の美肌の湯が楽しめますが、このお宿は料理が特別です。猪鍋、すっぽん鍋、期間限定で柳川鍋などの珍しい料理を味わうことができます。
施設名 | 旅館 福元館 |
住所 | 〒243-0121 神奈川県厚木市七沢2758(Googleマップ) |
施設タイプ | 旅館 |
温泉の有無 | 露天風呂、大浴場、温泉あり |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
予約はこちら | 楽天トラベルで予約する 記念日特化宿泊予約サイト「アニバーサリーズ」で予約する ※最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
七沢温泉の「中屋旅館」は明治10年創業の老舗旅館で、建物は大正時代に建てられたものです。館内はレトロな雰囲気に包まれています。温泉は七沢温泉特有の強アルカリ性単純温泉で江戸時代から湯治湯として伝わるものです。
露天風呂は銘石「相模の青石」をふんだんに使用した岩風呂で七沢温泉のなかでも味のある露天風呂の一つと言えるでしょう。日帰り利用は、入浴のみ1000円、食事付き4000円、部屋使用はプラス1000円とシンプルです。
名称 | 中屋旅館 |
住所 | 神奈川県厚木市七沢2750 |
営業時間・開場時間 | 【チェックイン】15:00【チェックアウト】10:00 |
利用料金や入場料 | 1泊1名8,000円~(素泊まり) |
七沢温泉の「元湯玉川館」は明治35年創業で建物も創業当時のものですので歴史があります。玄関やロビーは近隣の農家を移築したもので、客室も黒く太い柱と梁が印象的な古民家風です。
多くの文人が滞在したと伝えられています。お風呂は総檜造りで、湯船は幾重にも漆が塗られ、大きな窓越しの緑が映り込む様子は幻想的です。ロビーやカフェもレトロな雰囲気になっています。四季に応じた料理では冬の時期の猪鍋が楽しみです。
名称 | 元湯玉川館 |
住所 | 神奈川県厚木市七沢2776 |
営業時間・開場時間 | 【チェックイン】14:00【チェックアウト】10:00 |
利用料金や入場料 | 1泊1名16,650円~(2食付) |
七沢温泉には歴史ある老舗温泉だけでなく、ユニークな試みで評価されている温泉旅館もあります。日帰り利用サービスを充実させている温泉旅館や、料理が和食のほかにイタリアンも提供し、1泊夕食のみや、夕食少な目などユニークな食事サービスがあってさまざまです。
ペットの宿泊に力を入れている温泉旅館も。さらに七沢温泉郷に含まれるが、他の温泉地にある温泉旅館も紹介します.。
七沢温泉の「盛楽苑」は全10室の落ち着いた和風旅館です。温泉の泉質は単純温泉で、石で有名なこの地方の黒御影石を使った湯船があります。庭園露天風呂は2つあって15:00から22:00が貸切風呂で、朝は男女別です。内風呂は常に男女別になっています。
「盛楽苑」では食事付きの日帰り入浴も可能です。日帰りで露天風呂付きのデザイナーズ客室も利用でき、利用時間も15:00~22:00で宿泊と大差ありません。交通の便がいい都会近郊ならではです。
名称 | 盛楽苑 |
住所 | 神奈川県厚木市七沢1811 |
営業時間・開場時間 | 【チェックイン】15:00【チェックアウト】11:00 |
利用料金や入場料 | 2名1室1名あたり14,000円~(朝食付) |