沼津といえば沼津港。デートで行っても楽しい・美味しいお店が揃っています。
ここでは個体の絶対数が少ない伊豆牛を味わうことができますよ。ソースとの融合を楽しむフランス料理では、鉄板焼きで好まれる黒毛和牛のような霜降りの肉は歓迎されません。伊豆の平井牧場で飼育されている伊豆牛は赤みがジューシーでおいしいからこそ、シェフの料理にしっくりきます。肉も魚も野菜も、吟味した他の食材を使った上質な溶離を味わえる沼津の貴重な一軒です。
名称 | 沼津みなと新鮮館 |
住所 | 静岡県沼津市千本港町128-1 |
営業時間・開場時間 | 9:00~17:00 ※閉店時間は店舗によって多少異なる |
利用料金や入場料 | 店舗により異なる |
東海地震に備えて2004年に作られた「沼津港大型展望水門 びゅうお」。
平常時は有料展望施設として稼働しており、富士山や沼津港、綺麗な夕陽などが楽しめます。また、夜間は綺麗にライトアップされロマンティックですよ。
名称 | 沼津港大型展望水門 びゅうお |
住所 | 静岡県沼津市千本1905-27 |
営業時間・開場時間 | 10:00~20:00(但し木曜日は14:00まで) |
利用料金や入場料 | 入場料100円 |
こちらは36席のうち8席がテラス席。天気のいい日のランチタイムには気持ちのよい光が注ぎ込み、眺めるだけで幸せな気持ちになれるでしょう。ここでしか味わえないイタリア直輸入のワインも充実しており、愛情を注いで作る一皿はまさにイタリアのマンマの味。
おいしいものに敏感な美食家たちの舌をも唸らせる一品をランチで味わえば、自ずとディナーにも訪れたくなるでしょう。
名称 | 魚河岸 丸天 魚河岸店 |
住所 | 静岡県沼津市千本港町114-1 |
営業時間・開場時間 | 7:00~21:30 |
利用料金や入場料 | 1,000円~2,000円 |
2011年12月にオープンした「沼津港深海水族館」。
深海生物をテーマにした水族館としては世界初なんです。一番のおすすめは、2階のシーラカンス・ミュージアム。シーラカンスの冷凍標本が展示されているのは、世界中でもここだけです。
名称 | 沼津港深海水族館 |
住所 | 静岡県沼津市千本港町83番地 |
営業時間・開場時間 | 10:00〜18:00 ※夏期・冬期・繁忙期により変更する場合あり |
利用料金や入場料 | 入館料1,600円 |
ここからは、地元の食通やグルメがお忍びで通う名店をご紹介します。二人でお気に入りの1軒を見つけてみませんか。
オマール料理はディナーの特別コースでオーダーでき、運ばれてきた瞬間にテンションが上がる一品です。カイエンペッパーの辛みと柑橘の酸味が海老の甘みを引きたる爽やかな仕立てで、ごぼうチップのアクセントも楽しめますよ。
極上フレンチの神髄を楽しむならディナーがおすすめ。さらに特別な日にはスペシャリテのオマール料理をオーダーしましょう。新鮮な海老の身はプルプルで、さまざまな姿に装いを変えて至福の時間を演出してくれますよ。
メイン料理には、他に子羊や鴨、鳩やイノシシなどのジビエも並び、どれも丁寧な下処理で食べやすく仕上げていますよ。「牛ほほ肉の赤ワイン煮」はフレンチの王道ですが、シェフはまず赤ワインで肉を3~4日マリネし、煮てからも同様の時間休ませます。
約1週間かけじっくり丁寧に作り上げた逸品は、しみじみと優しくホッとする味わい。毎月最終日曜日には「オペラ酒場」も開催され、訪れればいつでも喜びと癒しと元気をもらえますよ。
こちらは美食を囲んで談笑したりサラッと食事とワインを味わったりと、ちょっと大人の楽しみ方が気軽にできる沼津駅前のココチホテル内にあるフレンチ。お試しコースの肉料理「本州鹿ロース肉のポワレ」は地元産雌鹿を2週間熟成させたロース肉を使用しており柔らかくて旨味も凝縮されています。豊かで鋭い感性が生む新感覚フレンチは何度でも体験したくなるでしょう。
こちらでは、契約農家から直送の野菜や沼津港で揚がる魚など地元食材を使い、野菜たっぷりボリューム満点の料理を提供しています。ステファノ・フェッラーラ製のピザ窯で焼かれるピッツアは香ばしく後を引き、いくらでも食べられそうな気がするでしょう。
おなかいっぱい食べて飲んで大満足できる店です。おすすめの「サルシッチェ・エ・ストゥファータ」はオリーブオイルと塩でじっくり煮込んだ契約農家が栽培するこぶ高菜と、自家製ソーセージ、モッツァレラチーズ、燻製チーズのピザ。シンプルに美味しいのでぜひオーダーを。
センスあふれる料理の特長は彩と香りが豊かなこと、さらに、そこへ独自の隠し味を加えて奥行きを出すのがこの店のポイント。「牡蠣と生海苔の香味オイルソースパスタ」は春なら旬の菜の花をあしらい実に緑鮮やか。
頬張れば生海苔の磯野香りにシソ風味のオイルが深みを与え、最後まで飽きさせないでしょう。パスタのおすすめは「渡り蟹のトマトクリームリングイネ」です。ランチ・ディナーともコースのメインで選べるほか、アラカルトでも注文することが可能。自家製トマトクリームはまろやかで蟹の旨味が存分に楽しめますよ。
この店では肉も魚介も野菜もシェフが生まれ育った沼津を中心に、近隣の美味しい物を極力使っています。3種のパスタから選べるランチはボリュームがしっかりしていますよ。ディナータイムはグランドメニューのほか、その日入荷する素材を使ったおすすめメニューが充実。「下田産金目鯛のポワレタイム風味」は獲れたての新鮮な金目鯛のふわりとした食感がたまらないでしょう。
名物「色々な貝類のボンゴレ」は食べ終えた後の貝塚がこんもりと盛られた様子がまるで貝塚のように見えたので命名されたそう。パスタの種類はその時によって変わりますが、磯の香りがたまらない一皿は、海街・沼津でこそ食べたいと思わせる一品。
昼夜完全予約制の店には献立がありません。その季節、その日旬の食材で組み立てる、常に盛り付けたての最もおいしい瞬間を食べてほしいと、一から丁寧に仕立てているそう。さりげなく心を尽くしたもてなしは清風が吹き抜けたように心地よく、三重の的矢産しか使わないという牡蠣はキリッと辛みの効いたもみじおろしがベストマッチ。女性にウケる味なのでおすすめですよ。
素材の存在感が際立つ料理長の皿は、細やかな包丁使いが生む洗練された素朴美があります。そこには定石にとらわれない独自の工夫が潜むのも魅力。非日常の世界で過ごす特別な時間は、至福の境地を体験させてくれるでしょう。余分な装飾はせず一つ一つに存在感を持たせた皿は潔くごまかしがない。二人とも和食好きならおすすめです。
昼は上または特上の握りのみですが、夜は刺身と焼き魚または煮魚と一緒に握りを味わえる「おまかせ」を注文しましょう。テンポよく握られた鮨はまろやかな酸味をまとったシャリが口の中でほろりと解け、魚の旨味を引き立てます。バフンウニの濃厚な甘みは言葉が出ないほどの味わいですよ。