【2024年版】奈良のお金のかからない遊び場・暇つぶしスポット30選！レジャー・絶景・ときめきなど旅行好きな筆者が紹介

曽爾高原は奈良と三重の県境に広がる約40ヘクタールの大草原。中腹にお亀李家があり周辺には湿原特有の希少な植物も。遊歩道が整備されているので気軽に散策できますが、せっかくなら山肌を斜めに伸びる道を数十分登った亀山峠から草原全景を見下ろしてみましょう。

そしてさらに余力があれば俱留尊山へ足を延ばすのもおすすめ。アップダウンあり岩場ありと山登り気分も満喫できますよ。

約1400年前聖徳太子や蘇我馬子らが活躍した飛鳥時代に都として栄えた明日香村。飛鳥コースでは古墳や石造物など日本の古代史の舞台となった名所を中心に訪ね歩きます。歴史の教科書にも登場する高松塚古墳をはじめ時間をかけて見学したいスポットばかりですよ。

高松塚古墳の高松塚壁画館や石舞台古墳などスポットによっては見学料が必要になる所もあるのでご注意ください。

年間3500ミリと世界有数の降水量を誇り多量な雨が日本を代表する原生林を形成。貴重な動植物の楽園として特別保護区域に指定、日本百景・日本の秘境百選にも選定される自然の宝庫です。

標高1695メートルの日出ヶ岳、倒木の風景、断崖の絶景などめくるめく風景が多い東大台を満喫できますよ。ちなみに大台ケ原ビジターセンターでは大台ケ原の歴史や自然が学べるのでハイキング前に立ち寄りましょう。

吉野山の桜は世界遺産であるため開花期の約1か月は例年約30万人もの花見客で賑わいます。麓の下千本を皮切りに山頂付近の奥千本まで約1か月かけて尾根伝いが順々に薄紅色に染まっていきますよ。その雄大なパノラマは別天地のような美しさ。

谷から吹き上げる風に舞う桜吹雪も絶景です。山上にはご当地グルメに絶景温泉と桜と一緒に楽しめるスポットが盛りだくさん。攻略法を駆使して桜絶景の聖地を賢く巡りましょう。

日本で最初に世界文化遺産に登録された法隆寺・法起寺と昭和に再建された三重塔の法輪寺の斑鳩。広大な敷地は西院伽羅・大宝蔵院・東院伽羅に分けられており各時代の粋を集めた建築物があります。法隆寺からは片野池の淵を通って法輪寺へ向かいましょう。

コスモスと世界遺産法隆寺の三重塔は秋の鵤の里を代表する風景で見頃は10月上旬から中旬。聖徳太子ゆかりの中宮寺からは歴史を感じる街並みを抜けて帰路につきましょう。

馬見丘陵公園は河合町と広陵町にまたがる馬見丘陵の古墳群の保全と活用した公園。約1600年前の姿で園内に復元されたナガレ山古墳は山頂まで登ることができ、春にはチューリップや桜、夏はひまわりや花菖蒲、秋はコスモスなど季節ごとに花々が咲き誇ります。

これらの開花シーズンには花と食と音楽のイベントが開催されますよ。

葛城山ロープウェイは葛城登山口駅と葛城山上駅間を約6分で結ぶロープウェイで窓からは葛城山の絶景を見渡せその光景は四季折々に異なります。初春のカタクリや一目百万本と称されるツツジの花々、夏の新緑、秋のススキ、冬の樹氷や霧氷などさまざま。

雄大で鮮やかな光景が望める葛城山では眺望はもちろん季節の花々が楽しめますよ。

大宇陀は古くは阿騎野と呼ばれ飛鳥時代から続く薬草の街。そんな街にある室生湖は自然に囲まれたダム湖に迫るように木々が生い茂る絶景スポットです。

おすすめは深緑の頃で風のない冷え込んだ早朝に条件が整えば湖面から霧が立ちのぼり幻想的なシーンを描き出しますよ。奥大和の薬草の地で心身を浄化しましょう。

森野旧薬園は吉野葛製造販売の老舗・森野吉野葛本舗の裏山に広がる国の史跡に指定される薬草園です。約600㎡の山肌に多数の薬草木が生育しており江戸の中期の当主・森野通貞が植えたのが始まりだそう。現在も約250種類の薬草木が見られます。

園内からは重要伝統的建造物群保存地区に選定される宇陀松山の町を見渡せますよ。

室生山上公園芸術の森には室生出身の彫刻家・井上武吉氏の構想を環境芸術の大家、ダニ・カラヴァン氏が具現化した広大な芸術作品。約7.8ヘクタールの園内には鳥の島・ピラミッドの島・ステージの島などの作品が点在しています。

作品群が草木や空、光などの自然と調和しており、うずまきに水が流れる螺旋の水路などの作品が見ものとなっていますよ。