十条のおいしい居酒屋15選！大衆酒場・もつ焼き・アジア料理など飲み会にもおすすめのお店を酒場グルメライターが厳選

「野々屋」の並びには“十条酒場”の暖簾がかかる「壱ノ宮（いちのみや）」があります。カウンターに大小のテーブルが並ぶ店内は、まさに十条らしい大衆酒場の雰囲気です。「やきとん」がメインながらも「やきとり」も味わえます。一品料理ならこの店の名物ともいえる「マカロニコンビーフ」や、もつ焼き店ならではの「レバカツ」などがおすすめです！

お酒はさっぱり味の「バイスサワー」がもつ焼きによく合います。

十条には「ベンガル料理」を味わえる「ベンガルレストラン スターケバブ」があります。ベンガル料理とは、インド西ベンガル地方からバングラデシュで食べられている料理のこと。この店では現地の郷土料理やインド周辺のメニューが楽しめます。インドの軽食「パニプリ」はこの店では「フスカ」という料理で提供、ジャガイモが入った球体にスープを入れて味わう一品です。

日本でもおなじみ「ビリヤニ」（メニューでは「ビリアーニ」）もありますよ！

JR十条駅の北口から徒歩3分、東十条駅からでも7～8分という場所にタイ料理の「タイ イサーン」があります。店内はL字のカウンター、壁にはメニューの札がズラリ。カウンター席に置かれた小さなカゴにお金を入れておくと、注文ごとに決済してくれるというユニークな料金システムです。タイのお母さんが作ってくれる料理でお酒を楽しめることが売りで、タイの焼きそば「パッタイ」や「タイ風卵焼き」がおすすめ！

お酒もタイの「シンハービール」に日本の「ホッピー」などもありますよ！

十条の商店街「十条銀座東通り」にある「肉骨茶（パクテー）」では、マレーシアの屋台料理を楽しめます。「肉骨茶」とは簡単にいえば、“骨付き豚肉の入った薬膳スープ”のこと。シンガポールやマレーシアの発祥とされる料理で、現地では屋台やファーストフード的な店舗で食べられています。この店はズパリそのものを店名とした、気軽に「肉骨茶」を味わえる店です。

肉骨茶の店らしく「揚げスペアリブ」やその他の一品料理もあり、お酒とともに楽しめます。

十条にはアジアングルメを味わえる店がいろいろありますが、ここ「メソポタミア」では都内でも珍しい「クルド料理」が楽しめます。「クルド家庭料理 手芸カフェ」を掲げるように店内は西アジア系の装飾がいっぱい。クルド独自の調味料を使った「ケバブラップ」や「ケバブサンド」、じゃがいもと肉のシチュー「ポテトヤニ」などは、お酒のおつまみにおすすめです。

お酒は生ビール・コロナビールのほか、ジンを使ったカクテルもあります。「クルド家庭料理」での一杯！が楽しめますよ。

これもまた珍しい「パレスチナ料理」を味わえる店が「ビサン」。「パレスチナ」とは西アジアの地理的地域であり、地元出身のオーナーシェフが現地から取り寄せた食材を使って、十条で本場の味わいを再現しています。最近日本でもブレイクしている「ドネルケバブ」やヒヨコ豆の「ホンムス（フムス）」などがおすすめです！

お酒は現地の「タイべビール」やパレスチナワインなどもそろえているので、気軽に“パレスチナ飲み”を楽しむことができます。