【保存版】町田でうなぎならここ！街の魅力を知り尽くしたグルメライターおすすめの15選【コスパ◎・高級店・老舗・リーズナブルなど】

こちらは継ぎ足しのタレは変わらぬ味を真摯に守り、お得な国産のほかブランドも選べる贅沢な店です。特に四万十うなぎは川海苔を加えた良質な餌で育てたもので、ふわりと肉厚の身は脂も香りも上品。

そんな活鰻を直に仕入れて提供する店は都内では珍しいです。品書きには天ぷらなど創業から続く味も並び、昔ながらの製法で作る玉締めごま油で揚げた天ぷらはサクッと香り豊かですよ。

お重を開けた瞬間、いい香りときれいな照りに心をつかまれます。身に凝縮感があり、一番美味しいと思うサイズにもこだわっているそう。タレがしっかりしている分、焼きはあっさりめ。

蒸しすぎず、墨で熱を通し、うなぎ自身の脂で骨を焼く感覚ことで、うなぎの風味が逃げることなく、タレによくからみ、ほどよくふっくらと仕上げてあります。うなぎはもちろん、かき揚げや刺身なども人気ですよ。

こちらでは二大ブランドうなぎを扱っています。ブランドうなぎは生産量も卸される店も限られており、ふたつを同時に使用する店は全国でも珍しく数軒程度。

うなぎの美味しさは品質で決まると言われているほど、共水は味わいがのびやかで、坂東太郎はやや肉厚でふっくら感が強い。どちらも甲乙つけ難く、それぞれの良さが引き出されたような重や白焼き、ひつまぶしでも存分に旨さが味わえます。

こちらのうなぎは一口目からガツンとくる味とも言えますし、時代に流されず1本筋の通った昭和の男みたいな味とも言えます。特徴は数種の醤油とザラメを使う濃厚なコクのタレ。夏場なら若干濃い目にするなど夏と冬で配合を変えているそう。

また、3度づけで仕上げたうなぎは香気にあふれ、身はしっとり、硬めに炊いた米がいい塩梅です。食べた後は満足感で幸せな気持ちになれますよ。

こちらのうなぎは熟練職人により1尾1尾に丁寧かつ実直な技が込められています。飴色が均一に入る焼き目はうっとりするほどの完成度で、伝統のタレとのバランスも良い。継ぎ足しのタレは醤油とみりんが1対1、砂糖少々の上品な味わいになっていますよ。

その他にも、骨を丁寧に取り除いたどじょうをごぼうのささがきと一緒に卵で閉じた「う巻」は、ほんのり甘く風味が良くおすすめです。